カラードップラー心臓超音波検査
体の表面から心臓内部を観察します。心臓の各部屋のサイズ、動きを直接肉眼で見ることができ、心臓のポンプ機能の評価や弁膜症の診断に大変有用な検査です。特に、カラードップラー法は心臓内の血液の流れを見ることができ、精度の高い診断が可能です。 |
![]() ![]() ![]() これは異常例です。右図は心臓の拡張期像で上左図の青い血流に相当するところに赤い血流がジェット状に認められます。これは左心室から心臓の外に出て行った血液が拡張期に心臓内に再び逆流して戻ってきていることを示しています。診断としては軽度の大動脈弁閉鎖不全症(弁膜がきちんとしまらなくなっている異常)といえます。 |