検査値異常の意味するところ

病院や健康診断などで受けた検査の結果、以下のような異常を指摘されたら該当する項目をクリックしてください
尿検査 尿蛋白陽性
尿糖陽性
尿潜血陽性
血液検査      白血球が多い  白血球が少ない
赤血球が少ない(ヘモグロビンが少ない) 赤血球が多い
血小板が少ない  血小板が多い
GOT、GPT、γ-GTPが高い(肝機能障害がある)
アミラーゼが高い(すい臓機能障害、唾液腺障害)
尿素窒素、クレアチニンが高い(腎機能障害など)
コレステロール、中性脂肪、HDLコレステロールの異常
尿酸が高い
血糖値が高い
便検査 検便で潜血陽性
胸部レントゲン検査 肺野異常陰影(肺に何か影がある等)
心拡大(心臓が大きい)
心電図検査 頻脈(脈が速い)
徐脈(脈が遅い)
期外収縮(脈がとぶ)
心房細動
右脚ブロック
左脚ブロック
WPW症候群
ST低下、T波平坦化、陰性T波、ST-T波異常、異常Q波など虚血性変化
上部消化管造影(バリウム) 胃びらん、胃各部位の変形など
腹部超音波検査 胆石、胆のうポリープ
肝内腫瘤陰影、肝のう胞


尿蛋白陽性

風邪をひいて熱が出るなどいつもと違うことはありませんでしたか?これは「熱性蛋白」といって、風邪などの感染症に伴い出現する尿蛋白ですので心配要りません。
これと対極にあるのが腎機能障害に伴って出現する尿蛋白です。風邪もひいていないのに検査で尿蛋白陽性といわれたら、腎臓自体に問題があるということになります。高血圧、糖尿病による腎障害や女性に多い膠原病などの存在をチェックする必要があります。また、のどが脹れあがるような化膿性扁桃腺炎をひきおこす「血性鎖球(いわゆる溶連菌)感染症」の場合には、扁桃腺の病気が改善した後に急性腎炎が発症する事が知られています。急性腎炎から慢性腎炎に移行し、ネフローゼ症候群を経過し腎不全へ進行していくケースもありますので要注意です。戻る


尿糖陽性

尿糖陽性の場合は糖尿病である可能性があるということです。糖尿病は血糖値が異常に高くなり、そのため尿中に糖分があふれ出てくるものですから精密な血液検査が必要になります。これは遺伝素因の強い病気ですので、血縁の方に糖尿病がいらっしゃる場合は確率が高いと思われます。一方、血糖値が高くなくても尿糖陽性になる場合があります。これは腎性尿糖といわれるもので、腎臓自身に問題があるために血糖値が高くなくても尿中に糖が出現してしまうものです。いずれにせよ、まず糖尿病であるか否かの検査が必要になりますので、早めに内科を受診する必要があります。「血糖値が高い」を参照してください。 戻る


尿潜血陽性

尿中に血液が混じっていることを意味します。尿は腎臓で作られ尿管という細い管を通り膀胱に達し、尿道を通って体外に放出されます。したがって、この経路のどこかで血液が混入したことになります。考えられる異常としては、尿道炎、膀胱炎、腎盂腎炎などの感染症や膀胱がん、腎臓がんなどの悪性腫瘍や膠原病、高血圧、糖尿病などの全身性の病気による腎臓合併症などです。くわしい血液検査、尿の細胞診および細菌培養検査、腹部超音波検査、腹部CT検査や場合によっては腎臓の組織を採取する腎生検などが必要になります。戻る


白血球の異常

白血球が少ない:ウイルスによる感染症の場合やある種の薬を使用したことによる副作用、再生不良性貧血などの血液の病気や慢性の肝臓病などについて精密検査をする必要があります。
白血球が多い:白血球が多い場合、まずウイルスではなく細菌によって化膿するような異常が体の中に発生していることが疑われます。したがって、他の炎症反応を評価する項目を検査する必要があります。また、白血病など特殊な血液病の存在の有無を確認する必要もあります。戻る


赤血球の異常

赤血球が少ない:これは貧血があることを意味しています。赤血球を検査する場合必ずヘモグロビン(血色素)、ヘマトクリット値が検査されますから、これらをセットで考える必要があります。貧血には大まかに3つの種類があり、赤血球が大きくなる大球性高色素性貧血(手術で胃を摘出している人などに多く、通常ビタミンB12の欠乏が原因となります)、赤血球の大きさが正常な正球性正色素性貧血(腎臓の機能が悪い人や再生不良性貧血などにみられます)、赤血球が小さくなる小球性低色素性貧血(痔や胃腸病による消化管出血や子宮筋腫などに見られる鉄欠乏によるもの、また膠原病など炎症が長年続く病気の経過中に見られるもの)があります。
赤血球が多い:多血症という赤血球が多くなる病気についてチェックする必要があります。これには絶対的に赤血球が多くなる真性多血症と血液の異常ではなく心臓や肺などの心肺機能異常など他の病気が基礎となっている二次性多血症があり精密検査が必要です。戻る


血小板の異常

血小板が少ない:出血しやすい傾向(血が止まり難い)にあることを意味します。血小板減少性紫斑病がまず考えられますが、これは血小板が少なくなって手足に皮下出血(打ち身でもないのにあちこちの皮膚が紫色に変色するものです)をおこす病気で、原因不明のものや薬剤の副作用によって起こってくるものがあります。また血液の病気以外には脾臓というお腹の中の臓器がはれてくるような病気の存在(肝硬変などの肝臓病、白血病などの血液の病気)をチェックする必要があります。また、膠原病などの存在についても検査が必要です。
血小板が多い:熱がでたり、痛みがあるなどの異常に伴って血小板が多くなることがあります。また、血小板増多症という血液の病気の存在について検査する必要があります。戻る



肝機能異常

GOT、GPT、LDH、ALP、γ-GTPなどの異常を指摘された場合、肝臓を構成している肝細胞に障害があったということを意味しています。したがって、数字が高ければ高いほど大きな障害が肝臓に与えられたことになります。問題はこの傷害を与えた張本人が何者であるかということです。肝臓にはいろいろな原因で傷害が発生(B型、C型肝炎ウイルス性、服用した薬剤によるもの、脂肪肝によるもの、周辺臓器である胆のうの異常やすい臓の病気など)しますが、詳しい血液検査や腹部超音波検査、場合によってはCT(コンピュータ断層写真)などを行うことにより基礎となっている病気を突き止めていきます。戻る


アミラーゼが高い

血液中のアミラーゼが高い場合、すい臓や唾液腺に障害が加わったことを意味します。すい臓炎の場合には強い上腹部痛や背部痛が特徴で、特に食べたり飲んだりしたあとに症状が増強することが多いです。尿中のアミラーゼの量や腹部超音波検査などの精密検査が必要となります。一方、唾液腺(耳下腺、顎下腺、舌下腺と3つあります)の病気では、おたふくなどの感染症や唾液や涙が出なくなるシェ-グレン症候群という膠原病などの病気の鑑別が必要となります。戻る


尿素窒素、クレアチニンが高い

尿素窒素とクレアチニンは腎臓の機能異常に関する項目です。これらが高い場合は腎臓の機能が低下していることを意味します。クレアチニンは腎臓機能障害以外の影響は受けませんが、尿素窒素は腎臓以外の影響を受けて変動することがあります。したがって、クレアチニンが正常で尿素窒素が高い場合は腎臓が悪いのではなくて腎臓以外の異常があることを示していて、胃、十二指腸潰瘍などの消化管出血や、糖尿病などの代謝異常がある場合、脱水がある場合などが疑われます。戻る


コレステロール、中性脂肪の異常

コレステロール値は正式には総コレステロールといいます。総コレステロールの中にHDLコレステロール(これは良い働きをするため善玉コレステロールとよばれています)とLDLコレステロール(血管の壁にくっついて動脈を目詰まりさせていく動脈硬化を進めるため悪玉コレステロールとよばれています)があります。
総コレステロールが220を超えていれば高脂血症といえますが、220を超えていても内訳としてHDLコレステロールが多い人の場合は、割合としてLDLコレステロールが少ないことになるため問題ないことがあります。すなわち動脈硬化を引き起こす張本人であるLDLコレステロールが140以下になっていればよいのです。検診でコレステロールが高いと言われたから全てが悪いと言うことではないのです。
一方、中性脂肪は150を超えていると異常と判断されます。中性脂肪はその名の通り脂が多いということですが、これは脂肪を多く摂取したからそうなっただけではなく、普段からあまり脂肪分を食べてない人にも見られます。すなわち、中性脂肪は体内に摂取されたすべての栄養分の余剰分(カロリーオーバー分)によって高くなるのです。脂分はあまり取っていないけど甘いもの(糖分)の摂取が多い方は要注意です。これらコレステロール、中性脂肪が高い場合、心筋梗塞、脳卒中につながる動脈硬化を無症状のまま進行させますから、十分な栄養管理、運動療法、内科的治療を症状がない今から行う必要があります。症状が出てからでは手遅れです。

下の表は日本動脈硬化学会による動脈硬化性疾患の予防と治療のためのガイドライン(2007年版)を示します。
最新の2007年版のガイドラインでは患者群は冠動脈疾患の既往がなく将来の冠動脈疾患の発症を予防することが管理目的となる一次予防群と、すでに冠動脈疾患を発症したことがあり今後再発を予防することが管理目的となる二次予防群にわけて考えています。また、総コレステロールの数値が基準から除外されました。脂質の異常は悪玉のLDL-Cが高い、善玉のHDL-Cが低い、中性脂肪が高いの3つですから、この3点のみで論じることになりました。これら3つの異常をまとめて「脂質異常症」と呼ぶことが推奨レました(高脂血症という病名はは高コレステロール血症、高中性脂肪血症の2つのみを総称する場合に限って使用されていくこととなりました。ご自分がどこに入るか、そして管理目標はどのくらいなのか参考にしてください。
LDL-Cは悪玉コレステロール
HDL-Cは善玉コレステロール
TGは中性脂肪

リスク別脂質管理目標値
治療方針の原則 カテゴリー 脂質管理目標値(mg/dl) その他の危険因子の管理
LDL-C以外の主要危険因子* LDL-C HDL-C** TG 高血圧 糖尿病 喫煙
一次予防
まず生活習慣の改善を
行った後、薬物治療の
適応を考慮する
T
(低リスク群)
 0 <160 ≧40 <150 高血圧学会の
ガイドライン
による
糖尿病学会の
ガイドライン
による
禁煙
U
(中リスク群)
1〜2 <140
V
(高リスク群)
3以上 <120
二次予防
生活習慣の改善と共に
薬物治療を考慮する
冠動脈疾患の既往 <100

* 脂質以外の冠危険因子:年齢(男性≧45歳、女性≧55歳)、高血圧、糖尿病(耐糖能異常を含む)、喫煙、冠動脈疾患の家族歴、低HDL-C血症(<40mg/dl)
** 高ければ高いほど良い
糖尿病、脳梗塞、閉塞性動脈硬化症の合併はカテゴリーVとする。

女性に比較的多い甲状腺の病気ではコレステロール値の異常を伴いやすいですから、コレステロール値に異常を指摘された場合甲状腺のチェックも必要です。これはどこの医療機関でも血液検査で見ることができます。
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尿酸が高い

尿酸が高くなると痛風という病気が発生しやすくなります。痛風は通常男性に多く見られ、足の親指のつけ根の関節が腫れ上がり、ものすごい痛みを発生します。また、痛風腎と言われるように尿酸により不可逆的な腎障害を起こすことが知られています。さらに、尿酸が高いことは前述の高脂血症、糖尿病と同様に動脈硬化を促進する一要因です。臓物などやコッテリ系の食事を多く摂る人やアルコール(特にビール)をよく飲まれる人は注意が必要です。戻る


血糖値が高い

血糖値が高い人は当然糖尿病の可能性がある人です。現在日本人の1500から1600万人が糖尿病もしくはその予備軍といわれています。本当に国民病となりつつあるのです。朝食前の血糖値が126以上の人、または食事をして2時間後の血糖値が200を超えている人はほぼ糖尿病と診断されます。血縁の人に糖尿病がある方の場合はかなり確率が高いと思われます。血糖値の異常を指摘されたら早めに内科を受診し、しかるべき検査を受けて早々に食事療法、運動療法、薬物治療などの対応をする必要があります。下は1999年版糖尿病診断基準を図にしたものです。ブドウ糖負荷試験2時間値は通常の食後2時間後の血糖値に相当すると思ってください。黄色の範囲にある人も要注意です。すでに糖尿病の治療を行っている人は空腹時126、食後2時間200が目標値です。戻る

検便で潜血陽性

便に血が混ざっているということで、のどから食道、胃、十二指腸・・小腸、大腸、肛門出口までのどこかから出血していることが疑われます。潰瘍性大腸炎、クローン病などの炎症によるものもありますが、胃十二指腸潰瘍、胃がん、大腸がんなどの鑑別が必要で、バリウムによる上部消化管造影や注腸造影(大腸の造影検査)、胃カメラや大腸カメラの検査が必要となります。戻る


肺野異常陰影

左のレントゲン写真は向かって左側の赤い円で囲われたところに白くモヤモヤした影が認められます。これは最近当院で見つかったマイコプラズマ肺炎の例です。胸部レントゲン検査で肺に異常な影が見られた場合、肺炎などの急性感染症や結核などの古い感染症の痕、そして肺がんなどが考えられます。最も問題となる肺がんのチェックが最優先されますので、血液の精密検査、痰の精密検査、胸部のCT検査などが行われます。戻る


心拡大

胸部レントゲンで中心部分に見られる白いところが心臓のシルエットです(赤い線で囲われたところ)。レントゲン写真は影絵と思ってください。空気が入っている左右の肺の間に心臓があるわけです。これが大きく見える場合どういうことが考えられるかというと、まず心臓の部屋自身が大きくなる異常として各種心臓病全てが含まれます。また、心臓自体は大きくなくて心臓の回りに水や脂肪がたまる異常として甲状腺の病気や肥満などが上げられます。心臓超音波検査を含めた精密検査が必要です。戻る


頻脈

脈拍が100以上の場合頻脈と診断されます。脈拍は二次的な要因も多いため不整脈でなければ貧血や発熱、呼吸機能異常(肺の病気など)、甲状腺機能亢進症(バセドウ病)などの鑑別が必要です。当然、脈が速くなる不整脈について精密検査が必要です。戻る


徐脈

教科書的には脈拍が一分間に60以下の場合徐脈といいます。しかし、スポーツマンに代表されるように安静にしているときの脈拍が60以下の人はかなり多いです。したがって、外来の現場でわれわれが脈が遅くて問題とするレベルは安静時に50以下となる場合です。心臓に関するもの以外としては甲状腺機能低下症(バセドウ病の反対)や他の病気に対する治療薬の副作用などがあります。しかし、徐脈の場合はほとんど心臓に由来する不整脈によるものが多く、場合によっては命にかかわるような永久型ペースメーカー植え込み術の適応となるものもありますので専門的な精密検査が必要になります。戻る


期外収縮

心臓は実は電気がその中を走って心筋を興奮させて収縮という現象を繰り返しているのです。そしてその電気は右心房というところにある電気発生装置(発電所とでもいいましょうか)から定期的に放電され左右の心房から左右の心室へ伝わっていき、それぞれの筋肉の収縮を引き起こし結果的に血液を受け取り送り出すというポンプの働きを行っています。規則的に放電される脈の間隔とは無関係に異常な電気の放電が発電所以外で発生すると、それが心房や心室に伝わってしまうので結果的にその一拍の脈拍が狂います。これを期外収縮といいます。異常な電気の発生場所が心房であれば心房期外収縮、心室であれば心室期外収縮とよばれます。手首で脈をとっていると一拍脈がとぶときはこの期外収縮であることが多いです。期外収縮は一拍ではあまり重症度は高くありませんが、連発して出現することもありこの場合は生命にかかわることもありますので精密検査が必要となります。戻る


心房細動

これは完全に脈がばらばらになる不整脈で、この不整脈になると実際心房は収縮することができず殆ど止まっているのと同じになります。血液は血流が遅くなると固まる性質があるため、心房細動になると心房が動かないので血液が淀み血が固まり(血栓ができる)、これが全身にばら撒かれるといろいろな場所で血管が詰まる可能性があります。最近では小渕前首相がこの病気で人生に幕を下ろし、長嶋監督が半身麻痺になったことは記憶に新しいことと思います。戻る


右脚ブロック

期外収縮のところで述べたように心臓の中は電気が通じて筋肉の収縮が起こるわけですが、心室のなかを流れる電気の通り道は右心室側を右脚、左心室側を左脚といいます。この右脚の電気の流れが途絶えた場合を右脚ブロックといいます。実は生れ落ちた赤ちゃんはみんなこの右脚ブロックなのです。成長とともにブロックがなくなり正常の心電図になっていくのですが、実は正常成人にもかなり残存するポピュラーなものです。しかし、検診でこれを引っ掛ける一番の理由は、左心房と右心房の間の隔壁に穴があいている場合(心房中隔欠損症)に大人になっても右脚ブロックが残存することが多いからなのです。戻る


左脚ブロック

上述の左心室側の左脚の電気の流れが途絶えたものです。左脚ブロックが正常人に見られることは非常にまれです。したがって何らかの心臓病が基礎にあると考え、精密検査を行う必要があります。戻る


WPW症候群

これまで述べてきた心臓の中の本来の電線以外に余計な電気の流れる通り道を持っている異常です。普段は全く問題ありませんがひとたび期外収縮が発生すると、それをきっかけに異常な頻拍発作(通常は150/分以上の脈拍になります)を起こすことで有名な病気です。したがって、この病気であっても頻拍発作を起こさない人は治療の必要がありません。治療は従来通りの薬による治療(これはたいがい一生ものです)や最近ではカテーテルアブレーション(電気的焼灼術)が行われます(これは根治治療で、成功すれば以降の治療が要らなくなります)。戻る


虚血性心臓病

心臓の表面をはっていて心臓自身を栄養している冠状動脈に動脈硬化(血管が狭くなる、または血管が詰まってしまう)が発生していることが疑われます。虚血性心臓病は日本人の死亡原因第2位である心臓死のほとんどを占めるもので、年々増加の一途をたどっています。発症年齢もますます若年化しており、現代の生活習慣が大きく影響しているようです。命にかかわる危険度が大きい問題ですから要注意です。戻る


胃びらん、各部位の変形

バリウム検査により胃の一部の形が変形している場合、まず胃がん、胃潰瘍、胃ポリープなどが疑われます。この領域の確定診断、予後診断には胃カメラ検査が必要不可欠です。戻る


胆石、胆のうポリープ

胆石が見つかってもすぐ治療に入るわけではありません。痛みの症状、血液検査で肝臓機能異常などが見られた場合に治療を考えます。一方、胆のうポリープは悪性のこともあるため十分な精密検査が必要となります。戻る


肝内腫瘤陰影

肝臓内に腫瘍のような塊の影が認められたという意味です。肝臓がん、のう胞を中心とした検査を行う必要があります。戻る